海外旅|二人で行くメリット・デメリット(国際カップルの体験談)

プチ移住

東南アジアを1年間旅している国際カップルです。今回は、二人旅のいいところ、悪いところをお話しします。ちなみに私は一人旅も経験していますので、その体験談も入れつつ紹介していきます。

一人で行くのと二人で行くのとでは旅の目的は違ってきます一人で行く人はやっぱり」を味わうことに重きを置いていたりする一方で、二人で行くとなるとやはり「思い出」や「絆」を作るみたいなことが目的になったりしてきます。

どちらがいいとか悪いではなく、自分にはどっちが合っているかをぜひ考えてみてください。また、いいところ悪いところを知ることで、気をつけるべきこともわかるはずです。

ということで早速みていきましょう。

ふたり旅のいいところ

・二人の思い出になる
・安心
・滞在費が折半できる

二人の思い出になる

旅をするきっかけは私が1年間自由に好きなところに行って好きなことをしてみたいという願望からでした。夫が行きたくないといえば一人で行くつもりでいました。ただ、今考えてみると夫なしではきっとここまで楽しめなかっただろうなと思います。

それまでも二人で旅行に行ったこともありますが、この旅は旅行とは一味違っていました。常に次に行く場所を考え、スケジュールを組んだり、現地で仕事や家事という日常生活を味わったり。その中で出会った人や行った町、ハプニングなど全てが二人の思い出になりました。

長い人生の中でこういう1年が合ってもいい。そう思える1年になりそうです。

また、20代後半に差し掛かり、これから二人でどこに住もうか、子供はどうするかなど、今後の人生について考える時間にもなりました。日本でのこれまでの生活を一旦強制的に終わらせ、次の人生をスタートさせる前の人生の休憩時間のようなものになってしまったなあとも思います。

二人で行く旅は二人のものになります。それをどう扱ってもいいですが、きっとこれは良くも悪くも二人の思い出、二人の人生の一部になっていきます。

安心感

やはり男性がいると安心感が全然違いますね。ちょっと遠出をしてしまって帰る時間がおそくなった時も女性一人の場合は心配ですが、隣に男性がいてくれるだけで安心できます。海外はやはり日本とは勝手が違う場合がありますので。

あとは現地で困ったことがあった時に一緒に困ってくれる人がいるというのも嬉しいもの。私たちはよく長距離移動にバスを使うんですが大抵現地の言語での案内しかないです。これで大丈夫なのかとドキドキするんですがそんな時は夫もドキドキしてくれます。なんかそれもいいですよね。

二人いればどちらかが相手が言おうとしていることがわかる場合もあると気付きました。夫は英語が母語ですが東南アジアの英語は聞き取りにくいことがあり、逆に非ネイティブの私には伝わるなんてこともあります。

二人で助け合って旅ができる、安心感があるというのが2つ目のいいところでした。

費用を折半できる

そして、3つ目は費用の話。これはアパートなどの滞在費だと思ってください。もちろん二人で行く分チケット代は倍かかってしまいますが、アパート代は折半できます。

一人旅の場合は全部自分で出すことになりますが、二人なら工夫次第で節約が可能です。例えば二人で話し合って誰がどの費用を出すのか決めるといいかもしれませんね。旅で必要となる主な費用はこんな感じです。

・アパート代
・交通費
・食費(東南アジアは基本現金)
・生活必需品
・SIMカード代

二人で誰がどこを出すのか旅の前に決めておきましょう。

ということで、二人旅のいいところでした。続いてはデメリットについて。これはそのまま一人旅のいいところになります。それでは行ってみましょう。

二人旅のデメリット

・旅先の出会いが減る
・自由度が一人旅より低い
・予定を組む人の負担が大きい

旅先の出会いが減る

旅をする目的の一つとして大きいのは「現地での出会い」じゃないでしょうか。やっぱり二人で行動するよりも一人のほうが話しかけやすさもあって出会いの数が多いなあと感じています。

一人で行動していると他の一人旅の人に声をかけてもらいやすいです。そこで旅の情報を交換したり、その人の人生について聞いたりするのってやっぱりかけがえのない思い出になります。もちろん、一人旅をしていたがために変な人に声をかけられ無理やり何かを買わされそうになったという苦い経験もあるにはあるんですが。

そういった旅先での出会いに重きをおいている人にとっては二人旅はちょっと物足りないかもしれません。ただ、話しかけられにくくなるということは自分からいけばいくらでも出会いは作れます。そうやって考えてもらえたらいいかなと思います。

自由度が一人旅より低い

もちろんツアーで行くような旅と比べれば二人旅も自由度はかなり高いです。相手がいいと言ってくれればその日の予定を全てキャンセルして部屋でグダグダしててもいいわけなんで。

ここでの自由度とは、あなたが行きたいところに行けるかはパートナー次第だという点での自由度の低さです。やっぱり二人で行く旅、どちらかが行きたくないと言ってしまうとそこだけ一人でなんて自己中心的な行動がしにくいのも事実です。

行きたければ相手を行きたくなるまで説得しなきゃいけない。

私はジャカルタに行ってみたかったのですが夫に興味を持たせることができず、バリ島だけになってしまいました。これがこの旅の後悔の一つ目です。

ということで一人旅より若干自由度が下がるというのが2つ目のデメリットでした。これは二人でしっかり話し合ってください。

予定を組む人の負担が大きい

一人旅の場合は全て自分で予定を組まなくてはいけないので全てはあなたのスケジュール管理力にかかっています。逆に言えば、他人に迷惑をかけることもありません。

一方二人の場合に考えられるのは、どうしても先読みしてスケジュール管理できる人が予定を組むことになるとということです。これが結構大変。私たちの場合、1ヶ月〜2ヶ月置きに国を移動しているので、しょっちゅうアパートを探したり、飛行機を手配したりする必要があります。また滞在中に国内旅行なんかにも行っており、そのスケジュールも考えるとなると、ずっとスケジュール帳と睨めっこしているような気分になります。

ちょっと文句になってしまいそうですが、夫はこういう予定を組むことを苦手としているため、私がほとんどやっています。これは私の悪い癖なのですが、夫に任せても時間がかかるだけで余計負担だと思って自分でやってしまうんですよね。

一人旅なら当たり前のことが、二人旅になると相手はやってくれない、不公平だと思ってしまう。これでは楽しめないですよね。ということで負担が平等でなくなると不満が出てしまうのが最後の難点といえます。

まあこれは、二人の仲や関係性で変わってきますが、しっかり話し合って決めるようにすることが大事です。ちなみに私たちの場合は私が調べる代わりに夫に多く払ってもらっています。

ということで二人旅の難点を3つを紹介しました。

おわりに

二人旅の様子は想像できたでしょうか。一人旅も同様にいいところ、悪いところがありますが、自分に合った旅の方法を模索してみてください。

それでは良い旅を。

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