フィリピンセブ島の交通手段といえば、「タクシー」「ジプニー」「バス」などなど。ただ、タクシーはぼったくられるっていうし、ジプニーは上級者向けだ(難しい)し、バスはバス停まで歩かないといけないし・・・。
いろいろ難点があるわけなのですが、現地で利用されているアプリを使えば問題なし。ということで、この記事では、フィリピンセブ島で使える交通系アプリ3つを紹介します。使ってみた感想もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの交通系アプリ3選
この3つのアプリについて、それぞれ使ってみた感想と、おすすめの使い方を紹介します。

おすすめの交通系アプリ3選 ・Grab(タクシー配車アプリ) ・JoyRide(バイクタクシーアプリ) ・Angkas(バイクタクシーアプリ)
Grab
Grabはフィリピンだけでなく東南アジアで広く使われているアプリです。実際、タイ、マレーシア、ベトナムに行った時も私自身利用させてもらいました。東南アジアの旅に欠かせないアプリといっていいでしょう。
ちなみにGrabはシンガポールの会社だそうです。タクシー配車以外にも、フードデリバリーサービスや、モバイルデータの購入などもできてしまう。
今日は食べに行くのしんどいわ〜っていう日に何度かフードデリバリーを頼んだことがあるのですが、Uberと同じ感覚で使えてしまいます。
おすすめの使い方
クレジットカードを登録する。
中長距離の移動に利用。
良い点
タクシーを呼ぶ前に料金がわかる。
タクシー1台で複数人乗れる。
言葉が通じなくても大丈夫。
難点
料金はバイクより高め。
ピーク時は渋滞にはまりがち。(午後5時〜6時頃)
おすすめの使い方
これから東南アジアの国にいろいろ行ってみたいという人は特に、「クレジットカードを登録」することをおすすめします。Grabは支払い方法をいくつか選択できます。一般的なのがクレジットカードか現金です。
現金の場合、ドライバーさんに直接渡すことになりますが、細かいお金がない場合に不便です。たまにお釣りがないといったトラブルになってしまうことが出てきます。
クレジットカードを登録しておくことで、予約後すぐに支払いが完了します。また、キャンセルになった場合もちゃんと返金されるので問題ありません。
中長距離の移動に関しては、Grabでいいのではないかと思います。目の前まで迎えにきてくれ、目的地も自分で選ぶことができるので、バスよりも楽です。それでもって日本のタクシーに比べればかなりリーズナブルです。
良い点
道でタクシーを捕まえる場合も先に値段を聞くのが鉄則かと思いますが(メーターは避けるべし)、Grabといったアプリで予約する場合は値段を確認して支払いに進めるので安心です。
バイクと違って1台で複数人乗れるのもありがたいです。後ほど話しますが、バイクタクシーの場合は1人1台呼ばなくてはいけなくなるため、グループで行動する場合はタクシーが便利です。
出発地と目的地を登録し、予約、クレジットカードで支払いとすべてアプリ上で完結するため、言葉の壁があっても問題なく目的地まで連れて行ってくれます。ただ、よく口頭で名前と目的地を確認されることがあるので、そこはしっかり返事をしてあげてください。あと、目的地の名前はちゃんと頭に入れておいてくださいね。
難点
バイクタクシーと比較すると高くなってしまいます。2人以上で利用する場合は割り勘ができますが、1人だと少し高く感じるかもしれません。
もう一つ難点は、渋滞。特にお仕事が終わったくらいの午後5時〜6時ごろは結構混むなあという印象です。渋滞を避けたい人はこの時間はあまり移動しないか、歩くのがいいかもしれませんね。
JoyRide
続いてJoyRideですが、これはフィリピンの特にマニラでよく使われているバイク配車アプリです。こちらは、フィリピンのアプリです。フィリピン以外では使えなくなるためご注意を。
おすすめの使い方
短距離移動に利用。
荷物が少ない時、1人行動の時におすすめ。
良い点
タクシーより安く移動できる。
渋滞の影響を受けない。
料金がわかる。
難点
危ない。
1人1台呼ばなくてはいけない。
クレジットカードは使えない。
おすすめの使い方
これは、バイクで移動する場合に言えることにはなってしまいますが、まず短距離の移動に便利です。Grabほど料金もとられずに移動できます。
荷物が少ない時や、1人行動をする場合はバイクが丁度いいかと思います。ちょっとそこまでといった感覚で使えちゃいます。
良い点
同じ距離でも、タクシーより安く行けます。また、バイクは車の横を通り抜けできるのであまり渋滞の影響を受けずに目的地に着くことができます。
Grabと同様、アプリ上で出発地、目的地を登録、料金を確認して予約ができるため安心です。
難点
シンプルですが、やはりバイクの移動は危ないと感じることが多いです。狭い車の横のスペースを通り抜ける時や、車間距離をつめられた時はドキドキしますが、そこはドライバーさんを信じることしかできないので、しっかり捕まりましょう。
続いての難点が、3人乗りができないという点。私はよく夫と行動するのですが、基本的に1人1台バイクを呼ぶことになります。そのためどちらかが先に着いて相手を待っていなくてはいけないという状態になってしまいます。
お支払いは、基本的に現金になるかと思います。カードでチャージすることもできるようなんですが、私はうまくいきませんでした。そのため、送ってもらった後、現金を直接お渡しすることになると思います。細かいお金がない場合は困るので、乗る前に確認が必要です。
Angkas
最後に紹介するのがAngkas。こちらもフィリピンで使われているバイク配車アプリです。フィリピン以外では使えません。基本的にはJoyRideと同じですが、違う点だけ少しお話ししたいと思います。
おすすめの使い方
短距離移動に利用。
荷物が少ない時、1人行動の時におすすめ。
良い点
タクシーより安く移動できる。
渋滞の影響を受けない。
料金がわかる。
クレジットカードが使える。
JoyRideよりも捕まるのが早い。
難点
危ない。
1人1台呼ばなくてはいけない。
良い点(JoyRideとの違い)
Grab同様、クレジットカードが登録できる点はありがたいです。これで細かい現金がなくても気軽に呼べます。
2つ目は私の感覚ですが、JoyRideよりもバイクが捕まるのが早いような気がします。
初めてバイク配車アプリを使った時、始めは夫と2人でJoyRideで呼んでみたんですね。私のバイクはすぐに捕まりましたが、夫はまだ。結局、私は先に行かせてもらうことに。しかし、なんとその間にAngkasを登録した夫が先に着いちゃったんです。
夫いわく登録してすぐにバイクが見つかったとのこと。
そんなこともあって、Angkasの方がバイクは見つけやすいのかなという感覚です。
まとめ
ということで、今回は、フィリピンセブ島で私が使ってみた交通系のアプリ3つについて紹介させていただきました。移動手段を選ぶ際にぜひ参考にしてみてください。
Grab | JoyRide | Angkas | |
おすすめの使い方 | ・クレジットカードを登録する。 ・中長距離の移動に利用。 | ・短距離移動に利用。 ・荷物が少ない時、1人行動の時に利用する。 | ・短距離移動に利用。 ・荷物が少ない時、1人行動の時に利用する。 |
良い点 | ・タクシーを呼ぶ前に料金がわかる。 ・タクシー1台で複数人乗れる。 ・言葉が通じなくても大丈夫。 | ・タクシーより安く移動できる。 ・渋滞の影響を受けない。 ・料金がわかる。 | ・タクシーより安く移動できる。 ・渋滞の影響を受けない。 ・料金がわかる。 ・クレジットカードが使える。 ・JoyRideよりも捕まるのが早い。 |
難点 | ・料金はバイクより高め。 ・ピーク時は渋滞にはまりがち。(午後5時〜6時頃) | ・危ない。 ・1人1台呼ばなくてはいけない。 ・クレジットカードは使えない。 | ・危ない。 ・1人1台呼ばなくてはいけない。 |
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