東南アジアプチ移住生活|現地でのプチストレス集

プチ移住

今回は、海外に住んでみて感じた日本とは違うがために少しイラっとしてしまったことについてお話しします。

逆にこういうものだと割り切ってしまえば、イラっとせずにいられるかもしれませんので、「へえ〜、そうなんだ〜」ぐらいの気持ちで読んでいただければと思います。

エレベーターのマナー

日本人ってすばらしいと思うことの一つがエレベーターや、駅でのマナー。降りる人の邪魔にならないように扉の隅に立って、出てくる人を待ってから入りますよね。これ、みんなができるってすごいことなんですよ。

ということに気づいたのも、日本を出るとそうはならないから。

こちらでは、我先にと入ってくる。出ようとする人なんてお構いなし。出る人、乗る人のために開くボタンを押してあげる人も少ない。

日本人の感覚で誰かがボタンを押してくれているだろうと油断し、挟まったことが何回あるか。恥ずかしいと同時においっ!ボタンぐらい押してくれよって思ってしまうのは日本人だけの感覚なんだろうか。

ということで、海外でエレベーターに乗る時、降りる時は譲り合いの精神でいては扉に挟まれてしまうので、我先にという精神で臨もう。そして、たまに開く扉ボタンを押してくれる人にはしっかりと感謝しよう。

これが、1つめ。

お湯がでないシャワー

これは完全に私が悪い。だが、ちょっと聞いてほしい。

海外で滞在先を探す時は、かならず「お湯が出るかどうか」確認しよう。面倒かもしれないが、細かい項目にもしっかり目を通しておいた方がいい。

なぜなら、日本では当たり前についてくると思っているものもない場合があるからだ。「お湯」もその一つ。

お湯が出ないことに気づくのは、シャワーを浴びようとする時だろう。私は、顔を洗っている間にシャワーがお湯になるのを待つタイプなのだが、一向にお湯にならない。夫にブレーカーのところをみてもらったがお湯らしき項目がない。よくみると、温度調節ができそうな蛇口にもなっていないことに気づく。

終わった・・・。

日本で宿を探す時に「お湯」って項目はたぶんみないと思う。(少なくとも私は確認していない。)

日本の当たり前は、海外の当たり前じゃないということに改めて突きつけられた瞬間だった。私たちは、この部屋に1ヶ月泊まることになっている。オーナーさんは、めっちゃいい人だし、部屋もきれいで気に入っているが、「お湯が出ない」というのはかなりきつい。

これも海外生活の醍醐味だと思っていろいろ工夫して行こうとは思う。

Wifiが全く使えないエリア

こんなタイトルだと、山とか自然に近いエリアを想像するかもしれないが、違う。ショッピングモールの話だ。フィリピンのショッピングモールの話だ。(ちなみに上記2つもフィリピンでのことだ。)

フィリピンの有名なショッピングモールにAyala(アヤラ)というのがある。フィリピンでは、このAyalaとSM(エスエム)が2大ショッピングモールと言っていい。

私たちは、近くにAyalaモールがあるため、よくこのモールに行っては、カフェでお茶をしたり作業をしたり、買い物を済ませたりしている。

ただだ。このモールにいるときによく携帯が使えなくなるのだ。

原因は、(これも本当かどうか怪しいが)Ayalaモールと「Smart」という私たちが使っているSIMの相性が悪いからだという。Ayalaモールは、もう一つの「Globe」というこちらもWifiやSIMカードを提供している会社を傘下にもつ会社で、この「Globe」がライバル社である「Smart」の通信を妨害しているんだとか。

妨害しているというのは、本当かどうかはあやしいところだが、実際Ayalaモールで「Smart」を使う場合は、ちょっと繋がりにくくなると思っていてもいいかもしれない。

モールなんて一番繋がってもいい場所で、Googleの検索ページが全く動かない状況には、ちょっとイラっとさせられてしまいました。

電話を切るのが早すぎる

これは、イラっとしたわけではないのだが、日本と違うなあと思ったことなので、ちょっと残しておこうと思う。

電話を切る時の「ガチャ」って音を聞いてあまりいい気にならないのは、日本人だからなんでしょうか。

新入社員研修の時にきっとみんなが習ったはず。「お客様が電話を切るまで待つ」または、「3秒まって切る」、そして「切る時は音をあまり立てないようにそっと」と。

私は、日本人だから自分がガチャンって切ったことはないし、自分がお客さんだとしてもゆっくり電話を切るようにしている(怒っている時はべつだが)。

夫の実家では、かなり頻繁に外食に行くようで、それも家族で行くことが多いため、予約できるか席が空いているかあらかじめ聞いてから行くことが多い。

よく車のスピーカーで電話をかけるので私も聞いているんだが、やりとりからめっちゃ早い。(英語だから余計そう思うのかもしれないが。)さささっと要件を聞いたら、ガチャっと店員さんが電話を切る音が聞こえる。

「Bye」からガチャまでの時間が異常に短いのだ。

その一方で、私がかかってきた電話に対応するときにペコペコしているのを夫はバカにしてくる。この日本人の電話口でも「ありがとう」や「すみません」をいう時にまで無意識に頭を下げてしまうのはどうしてなんだろうか。

それに私は、電話が苦手だ。今すぐ対応しなくちゃいけないところとか、言葉に詰まったら変な間ができてしまうところとか、今すぐに判断しなくちゃいけないところとかが苦手だ。

そんな私にあんなパフォーマンス(夫の電話での高速やり取り)を見せつけられると、完敗としかいえない。

ということで、最後はおまけだったが、海外に行ってイラっとしたことを少し書かせてもらいました。思うように行かないのが海外での生活で、それがまたおもしろいのも事実。それでも、イラっとしてしまうことは絶対に出てきます。これに順応していくか、我が道をいくかは人それぞれ。でも、やっぱり海外生活を楽しみたいのなら日本の当たり前は世界の当たり前ではないこと、広い心を持って向き合うことが海外生活では必要になってくるかなとは思います。

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