夜行バスの旅|タイ・バンコク〜ラオス・ビエンチャン(2025年9月最新)

プチ移住

東南アジアを旅している国際カップルです。

バンコク滞在中に1週間ほどラオスへ遊びに行くことに決めました。そこでこの記事では、バンコクからビエンチャンまでの夜行バスでの行き方を紹介します。

タイの首都バンコクから、ラオスの首都ビエンチャンまでは、飛行機だけでなくバス、寝台列車などで行くことができます。旅を感じられるのは夜行バスや寝台列車なのではないかなということで、行きはバス、帰りは寝台列車を利用しました。(寝台列車については他の記事で紹介します。)

ラオス行きを決めた背景:
タイの滞在延長の申請をせずに60日以上滞在するため。

タイは現在、ビザなしで60日間滞在することが可能です。しかし、60日以上滞在したい場合は、イミグレーションで滞在延長を申請するか、一度出国して滞在日数をリセットするか(いわゆるビザラン)のどちらかが必要となります。後者はビザランだとバレてしまうと入国拒否されてしまう場合があるようなので、私たちはしっかり観光してからタイに戻ることに決めました。

それでは、まずはチケットの買い方から。

夜行バスのチケットの買い方

バンコクからビエンチャンまでの行き方は、バス一本で行く方法や、飛行機やバス、トゥクトゥクなどを利用して自力で行く方法がありますが、この記事ではバス一本で行く方法を紹介しています。

バンコクからビエンチャン行きの夜行バスは1日1本のみのようです。バンコクのモーチットバスターミナルから、ビエンチャンのバスターミナル(CBS: Central Bus Station) まで乗せてくれます。

私は事前にバスターミナルに出向いて窓口でチケットを購入しましたが、オンラインでも予約できます。

窓口で買うと、紙でチケットを渡してくれます。

窓口で買う場合は、バンコクのバスターミナル、「Mo Chit 2(モーチット2)」のチケットカウンターに行ってみてください。ちなみに階は違いますがバスもここから出ます。ずらっと窓口が並んでいてタイ語で色々と書いてありますが、、おそらくどの窓口に行っても買えます。

バスは、午後8時出発、900バーツでした。オンラインで購入する場合、多少価格が変わってくるかと思いますので、この900バーツを基準に探してみてください。

BusOnline Ticket Thailand

ちなみに窓口では帰りのチケットは買えませんでした。私たちは帰りは寝台列車を利用しましたが、帰りもバスがいい場合は、ビエンチャンのバスターミナルで購入できそうです。

当日|夜行バスに乗る

出発日当日は、チケットにも書いてありますが「Mo Chit 2(モーチット2)」(または「Mo chit bus station」どちらも同じ場所です)に向かいましょう。バスは出発時刻どおりに出るので、20分くらい前には着いていたいところです。(ちなみに私たちはGrabで向かったのですが、渋滞に捕まって到着がギリギリになりました。)


乗り場はバスターミナル1階にあります。簡単な荷物検査をしてバスに乗車します。チケットはこの後休憩所で必要になるので捨てずに持っておいてください。

運転手さんにチケットを確認してもらいますが、自分でもVientiane行きか確認して乗車しましょう。

トイレ休憩と夜食

トイレ休憩は2回ありました。1回目は夜の12時半ごろ、夜食を取る時間もありました。バス車内にもジュースやパン、お菓子が配られましたが、ちゃんとした食事ができるのはこの1回だけです。

バス下車時にチケットと半券を交換してもらえます。その半券を使って売店や食堂で簡単な食事ができます。すべてタイ語で説明されたので、何時に出発するのか全くわからないまま降りてしまったのですが、出発まで30分もなかったと思います。心配な方は、同じバスに乗っている人を見つけておくと安心です。

道中で食べるというのが特別感があっていいですね。

もう一回は半分寝ていてあまり覚えていませんが、おそらく夜中の2、3時ごろに15分ほどあったかと思います。この後バスから降りられるのはタイ出国手続きをする朝の6時ごろとなるので、トイレが近い人は行ける時に行っておきましょう。

国境を越える時の注意点

陸路で国境を越える時の必要な手続きは主に2つ。①出国手続きと②入国手続きです。これはバスでも電車でも同じで、2回ともバスから降りなくてはいけません。

今回は、タイ側の国境付近で①出国手続きをし、タイラオス友好橋を渡り、ラオス側で②入国手続きをするという流れです。

それぞれもう少し詳しく説明します。

①タイでの出国手続き

出国の手続きは簡単です。貴重品とパスポートだけ持ってバスを降り、タイ出国のスタンプを押してもらいます。「Passport Control」と書かれている窓口に並んでください。

出国手続きの様子。

私たちが行った時は他のバスの乗客もたくさんいて混雑していました。夫がタイ人っぽい顔をしているのでタイのパスポートの列に並ばされたり、アメリカのパスポートの色が青でラオスのと似ていることからラオス人の列に連れて行かれたりしたのですが、間違えないよう気をつけてください。「Passport Control」というところに並んでくださいね。

出国スタンプを押してもらった後は、先ほどまで乗っていた同じバスに乗車します。国境を越えるためのバスも運行していますが、これには乗らないので気をつけてください。

タイとラオスをつなぐ「タイラオス友好橋」を渡るともうラオス到着です。

②ラオスでの入国手続き

橋を渡り、ラオス側に到着したら今度は入国手続きに進みます。今度は全ての荷物を持ってバスを降ります。

ラオス入国には、パスポートと入国カード、そして入国手数料(20バーツ)が必要です。

入国カードは紙媒体のみで事前申請できないため、その場で書きました。ペンはおいていなかったので、持っていきましょう。

こちらは出国時に提出するものですが、書く内容は大体同じです。

日本のパスポート保有者は観光目的の場合はラオス入国にビザは要りませんが、私が行った時は入国手数料を徴収されました。この時、ラオスの通貨を持っていませんでしたが、タイバーツで支払うことができました。

入国カードを提出し、パスポートにスタンプを押してもらったら、後は荷物検査をして入国手続きは完了です。

この後、再び同じバスに乗ってビエンチャンのバスターミナル(CBS: Central Bus Station) まで向かいます。

ビエンチャン到着

ビエンチャンのバスターミナル(CBS: Central Bus Station) に到着したのが、朝の7時半ごろでした。前日の夜8時に出発し、約12時間の旅でした。

バンコク〜ビエンチャンまでの大まかな流れ:
午後8時:バンコク・モーチットバスターミナル出発
午前12時ごろ:1回目の休憩(食事付き)
午前3時ごろ:2回目のトイレ休憩
午前6時ごろ:タイ出国手続き
午前7時ごろ:ラオス入国手続き
午前7時半:ビエンチャン・バスターミナル到着

*休憩の回数や時間などは多少違ってくる場合があります。

バスターミナルからビエンチャン中心街までは歩くと15分から20分ほどです。

ということで、バンコクからビエンチャンまでの夜行バスの様子をお話ししました。言葉がわからない分、不安もあるかと思いますがこの記事を参考に旅を楽しんでもらえればと思います。

では、良い旅を。

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