3年間住んでいた東京のアパートを引き払い、1年間の東南アジアの旅に出た、国際カップル🇯🇵🇺🇸です。
引っ越しは何かと大変ですが、私たちのように引っ越し先のない場合もかなり大変です。
というのは、家具や家電をどうするかという問題があるからです。普通の引っ越しの場合、新居に持って行くことができますが、この引っ越しではそれができません。
この記事ではアパート退去に至るまでの経緯と、移住に必要のない荷物の処分方法についてお話しします。
アパートを退去することにした理由
プチ移住計画を立てている時に迷ったことがアパートを借りたままにするかどうか。借りたまま行く場合は、準備は楽だし帰ってきた時に住む場所があるから安心ですが、住んでもいないのに毎月の家賃を払わなくてはいけなくなります。
なるべく費用を抑えたかったため、私たちは退去することにしました。
退去するという選択肢を取った私たちが次にやらなくてはいけなかったのが、家具や家電といった荷物をどうするかです。先ほども話しましたが、普通の引っ越しの場合、新居に持って行くことができますが、今回はそれができません。
そこでここからは、私たちがどのように荷物を処分していったのか、お話しします。
移住などで家具を一気に手放したい人にはぜひ参考の一つにしてください。
費用を抑えて荷物を処分する方法|①仕訳
まず、考えるべきは荷物を手放すか、預けるか。預ける場合、レンタルスペースを借りて荷物を置くということもできます。ただ、これもやはりコストがかかってしまうので、私たちは、なるべく捨てて、それでも手放せないものは実家に預けることにしました。
なので、私たちは荷物を3種類に仕分けしました。①移住にもっていくもの(キャリーケースに入る程度)、②実家に預けるもの、③捨てるもの(売るもの、リサイクル含む)。
①移住にもっていくものは、服や靴、最低限の仕事道具などなど。なるべく少なく少なくしたかったのですが、結局2人でキャリーケース4つ持っていくことにしました。
②実家に預けるものは、主に思い出系の物や、冬服(東南アジアにはいらないので。)など。最初はダンボール4個くらいかなと思っていたんですが、気づいたら8個になっていました笑。(実家の和室がダンボールの山になっていまいました・・・。)
そして、一番大変だったのが、③捨てるもの。テーブルやソファーといった大型家具、テレビ、冷蔵庫、洗濯機といった家電。その他細々したものをどうやって処分しようかとかなり悩みました。
なるべくお金をかけずに費用を抑えて処分するために、私たちがやったことを少し詳しく紹介します。
費用を抑えて荷物を処分する方法|②業者を選択
物は、買う時にお金がかかるのはもちろん、捨てる時にもお金がかかってしまいます。ただお金を払って丸投げしてしまうより、時間はちょっとかかりますが買い取ってもらったり、譲ったりすることでかなりコストを抑えられます。
そこで私たちが費用を抑えるためにしたことは主に2つです。①売れるものは売りまくることと、②自治体の粗大ゴミ回収を利用することです。
売れるものは売りまくる
服や本、家具、家電など、まずは売りまくりました。どこで何がいくらで売れたのかまとめたものが以下です。
業者 | メルカリ | トレファク | 買取王子 | トレジャーファクトリー出張買取 | 地元のリサイクルショップ |
アイテム | ブランド服、 ディズニー カチューシャ、 ブランド靴など | 服・小さい家電 | 本、 小さい家電、 雑貨 | 大型家電・家具(テーブル、イス、冷蔵庫、洗濯機など10アイテムほど) | 服、食器 |
金額 | 約3万円 | 約1万円 | 約5千円 | 約7千円 | 約3千円 |
本と服は別の会社に頼みました。トレジャーファクトリーさんは、アイテムごとに買取金額を提示してくれるのがとても親切だなという印象です。ただ、ソファやマットレスなどの大型家具は買い取ってくれず(汚れもあったので・・)、思いのほか買取金額も低かったのが悲しかったですが、お金を払わずに引き取ってもらえるのはかなりありがたいですね。
アイテムの種類ごとにそのジャンルに強い業者に頼むなどの工夫をすれば結構稼げるかもしれません。買取額が高そうなものは分散して業者に渡すようにすると着払いで戻されることはないかなと思います。
結局この引っ越しで買い取ってもらった合計額が約5万5千円でした。
自治体の粗大ゴミ回収を利用する
民間のリサイクル業者に頼むより、自治体を利用した方がかなり費用を抑えられます。売れ残った(買取されなかった)ソファやベット、机などの処分費を自治体と業者で比べてみると自治体が1万4千弱だったのに対し、同じアイテムで業者だと6万円ほどでした。
見積もりにきてくださった業者の方には申し訳ありませんでしたが、ちょっと6万円は払いたくないなということで自治体にお願いすることにしました。
ただ自治体の場合は(もちろん地域によって多少違いはあると思いますが、)自分たちで重い家具を外に運び出さなくてはいけないですし、事前に予約なんかも必要になるので注意が必要です。
ということで、少し手間はかかりましたが、大型の家具はかなり費用を抑えて処分することができました。
最終的な引越しの費用
この引っ越しでかかった費用は、買取金額を差し引いて1万円でした。
荷物の買取金額合計 | 約5万5千円 |
引っ越し費用合計* | 約6万5千円 |
*費用は、実家に送った荷物の輸送代、粗大ゴミの回収、引越しのために泊まったホテル代など込みの金額です。
ということで無事、荷物もきれいに片付き、アパートを退去することができました。
引っ越すと決めた3ヶ月ほど前から少しずつ売ったり、業者を調べたりと動き始め、結果費用を1万円に抑えて退去することができました。
これから引っ越しをする人や、移住について調べている方に少しでも参考の一つになれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。
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