How would you like your eggs?|卵料理の答え方

アメリカの定番料理

レストランで特に朝食を食べる場合、卵がよくついてくる。メニューには「Egg」としか書いていないから、「あっ、卵ついてるんや。」と喜ぶが、それも束の間。いざ注文したら、「How would you like your eggs?」「・・・?」

「えっ?何聞かれた?卵がどうしたっ?」となってしまう。

料理に卵がついている場合、油断してはならない。なぜなら、卵の調理方法を聞かれるからだ。

夫🇺🇸と一緒にレストランに行った時、私は頭をフル回転して自分が言える卵料理を探し、なんとか思い出した「スクランブルエッグ(Scrambled egg)」を注文。

その後夫の注文した料理が到着。夫の卵料理の方が美味しそうにみえた。でも、その料理名がわからない私は頼めなかった。という悲しい経験がある。

ちなみに夫が頼んだのは、目玉焼きを両面焼きにしたもので「Over easy」と英語ではいう。私は今までこの両面焼きを食べたことがなく(うちの実家は片面焼き派)、すごく特別に見えたのだ。

それからは、私の卵料理は「オーバーイージー(Over easy)」一択となったのだが、実はもっといろんな調理法があるようだ。

しかし、メニューには書いていないことがほとんどのため、知識として知っておかないと注文できない。ということで、今回はいろんな卵料理の名前をまとめてみようと思う。

How would you like your eggs?|卵はどうなさいますか。

「How would you like your eggs?」は、卵の調理法を聞く時に使われる質問です。卵がついている料理を注文するときは、聞かれることを想定して答えを用意しておくとあとで慌てずに済みます。

答える時は、「_(卵の調理名)_, please.」といいます。調理名の後に「Please」をつけるだけ。

店員さん:How would you like your eggs?(卵はどうなさいますか。)

私:Over easy, please. (両面焼きでおねがいします。)*Over easy: 両面焼き

では、先ほどから何度も出てきているオーバーイージー(Over easy)以外にどんな卵料理があるのか、紹介していきます。

自分が好きなのだけでいいので最低限英語で言えるように準備しておきましょう。

Fried Eggs | 目玉焼き

目玉焼きは、英語では「Fried egg」といいます。ちなみに「Fried」は、油で炒めるときに使われる動詞で、日本語の「フライ」とはちょっと意味が違います。ちなみに油で揚げるときは、「Deep fried」です。

目玉焼きの種類は、主に4つ。

目玉焼きの種類

Sunny-Side Up|片面焼き

卵を片面だけ焼いたのを「Sunny-side up」といいます。「目玉焼き」といえばこの片面焼きかなと思います。黄身は半熟で出てきます。

Over Easy | 両面焼き(半熟)

実家で出てこなかったためか、私の中で特別視されているのがこのオーバーイージー。両面焼いているんですが、半熟の黄身がトロ〜っと出てきます。この黄身をベーコンとかにつけて食べたりするのが最高に美味しいんですよね。黄身はトロっとしてて、白身はしっかり食感があるところも気に入っています。イチ押しです。

Over Medium|両面焼き(やや半熟)

先ほどのOver easyより、やや火が通った黄身の部分が多くなるのがこのオーバーミディアム。半熟のトロっとした部分と火が通った黄身の部分両方楽しみたい方は「オーバーミディアム、プリーズ」といいましょう。

Over Hard | 両面焼き(固焼き)

黄身にもしっかりと火を通したらオーバーハードになります。生で食べるのが苦手な人は、これを選びましょう。

私は半熟の黄身が好きなのですが、お皿につくとちょっと残ってしまうのがいつも残念で、どうやったら全部食べられるかと毎回作戦を立てています(ご飯の上に持っていくとか)。しかしお皿に黄身をこぼさずに食べきれたことがない。そういう意味では、固焼きにして全部食べ切れるのもありなんじゃないでしょうか。(余談でした。)

ということで、目玉焼き部門の卵料理は以上。続いて「ゆでたまご部門」。

Boiled Eggs | ゆでたまご

ゆでたまごにする場合は、茹で加減を選ぶことができます。ここはサクッと紹介します。

ゆでたまご

Soft Boil | 半熟

黄身がトロトロのゆでたまごがいい方は、ソフトボイルドを。

Medium Boil | 半熟〜固茹での間

黄身が少し固まった部分とトロっとした部分両方楽しみたい方は、ミディアムボイルドを。

Hard Boil | 固茹で

固茹でが好みの方は、ハードボイルドを。

目玉焼きと同様、自分の好みに合う黄身の火加減を英語で言えるようにしておきたいですね。

その他の主な卵料理の名前

最後に紹介するのが、「スクランブルエッグ」、「ポーチドエッグ」、そして「オムレツ」。

Scrambled | スクランブルエッグ

フライパンで混ぜながら火を通すとできあがるスクランブルエッグ。

スクランブルエッグを頼みたいときは、「Scrambled, please.」でOKです。

スクランブルエッグも、よく焼きの「Hard Scramble」と、半熟の「Soft Scramble」と選ぶこともできるので、好みのものを注文してみましょう。

Poached | ポーチドエッグ

日本語だと「落とし卵」ともいう、このポーチドエッグ。熱湯に卵を割り落とすのがゆでたまごとの違いですね。

このポーチドエッグも茹で加減の希望を伝えることができます。しっかり火を通してほしいなら「Hard Poach」、半熟がいいなら「Soft Poached」と伝えましょう。

Omelette|オムレツ

オムレツにしてもらうこともできます。卵をパタンと二つに畳んだ状態でよく出てきます。

ということで、海外のレストランで「How would you like your eggs?」と聞かれたら、慌てずに答えられるようにしておきましょう。

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