プチ移住・失敗談|海外の美容院に行く時に気をつけること

プチ移住

フィリピンに来てすぐに行った美容院での失敗談をお話ししたい。苦い思い出だが、今なら話せるので、ここに留めておこうと思う。

海外で美容院に行く時は、ぜひ気をつけてほしいことにも触れているので、ぜひ最後までお楽しみください。

予約しても1時間待ち

フィリピンセブ島に来てすぐ、私はAyalaモールにある美容院に行くことにした。フィリピンでは自然のアクティビティを楽しみたいなと思っていたので、髪をバッサリ切って、色も染め直しそうと決めてのことだった。

予約をしないで行くと待たされるだろうと思い、2日前に直接お店で予約を取った。メニューもカットとカラーと先に伝えておいた。それなのに・・・!!

私は、父親に似たのか待つのが嫌いだ。待つぐらいなら諦めるタイプの人間。

ただ、その時は義理家族のお手伝いさんと一緒に美容院に行くことになったので、自分の都合だけで諦めて帰るわけにもいかず、結局待合室で40分待たされ、カット用の椅子で30分は待たされた。

冷たいシャワー

カットの前に髪を洗ってもらうという流れは日本と同じだった。だが、シャワーはお湯ではない。水だ。エアコンの効いたお店で水のシャワーは割と拷問(笑)。これは、知らなかったらたぶんびっくりして起き上がってしまうかもしれないから、もう一度。シャワーは水だ。

これは知ってて損はない話じゃないだろうか。昔行ったタイの美容院も水だった。お湯のシャワーで洗ってもらえる美容院があるのなら、ぜひ教えてほしい。

ちなみに、シャワー台は、首の一部を支えるような構造になっていて、力を抜くと首が痛くてしょうがなかった。水のシャワーを浴びながら首を浮かせなくてはいけないというダブル拷問を受けた(笑)。

カットは、早い。

案内されて、髪を洗ってもらうのでもうすでに1時間半が過ぎていた。もうはやく帰りたいとイライラしていたのだが、カットは20分もかからずに終わった。丁寧に時間をかけて切ってくれる美容師さんもいらっしゃるが、私はささっとやってもらう方がありがたいタイプなので、そこはよしとしよう。

そしてさすがフィリピン。英語ができる人が多くて、カットに関しては、髪の長さや前髪についての希望、触覚を残してほしいということも伝わった。

カットに関しては、特に文句はなし。

カラーが全然違う!

カラーは、日本の美容院と同様にサンプルを見ながら選べるようになっていて、口頭で金額を教えてもらった。最初はブラウンでお願いしていたのだが、在庫がなかったといわれ、アッシュにしてもらうことになった。

心の中で、アッシュの方がいいな、在庫がなくてよかったとその時は思っていた。

カラーは、2人がかりで根元以外にまずカラー剤を塗り、そのあと根本の部分を集中して塗ってもらった。カラーには待ち時間があるのは知っていたが、なんとここでまた1時間待ってくださいと言われ、心が折れそうになった。来店からすでに2時間経過。

1時間待って、いざ仕上がりチェック。いや、待ちすぎやろ。カラー剤を洗い流さなくてもわかる。染まりすぎている・・・。しかも、え・・?茶色くない?

いやいや、とりあえずシャンプーでしっかり流してみよう。アッシュって言ったし、カットの時はちゃんと美容師さんと通じあえたし。

そこからまた地獄のシャワー台。今回はカラー剤を流すためかなり時間がかかる。髪を流すだけでも首がしんどくてしかたがなかったのに、これをまたするのかと絶望。耐えられなくて、一度起き上がってしまった。日本の美容院では寝てしまいそうなぐらい気持ちいいのに、ここでは忍耐力テストをさせられている気分だった。

拷問のシャワーを乗り越え、ドライヤーで乾かされ、ついにカラーのお披露目。ジャン!

思いっきりブラウンやん〜〜〜!!

アッシュ要素が全くない色に仕上がっていた。

ガッチガチになった首をマッサージしてもらいながら、美容師さんに「どうですか〜?」と聞かれる私。その人のマッサージ、力が入っていなくて全く気持ち良くない。全く効かないマッサージを受けながら「いいですね〜。ありがとうございます〜。」という私。心の中の声が聞こえていないかだけが心配だった。

金額が違う

1時に予約をし、すべての工程を終えてこの時点で5時。4時間のフルコースを終えた私は、サロンの入り口まで来てくれた夫と合流。

会った瞬間に、「フィリピン人やん!」。確かにこの髪色をしているフィリピン人は多い。前髪も触覚も残っているしと反論しようかとも思ったが、自分でもちょっとフィリピン人っぽくなってしまったなと自覚していたので何も言えなかった。

もう、このサロンには行かないと心に決め、最後のお会計へ。

ここで最後のダメ押しがあった。金額が全然違う・・・。カラーの金額が美容師さんから言われた金額と全然違っていたのだ。ハンドレッドとサウザンドを聞き間違えるわけがないと思っていた私は、訴えたがなんせ証拠もないし、もしかしたらカラーを変えた時に金額が変わったのかもしれないとそれ以上は言えなかった。

結局、日本の美容院よりも高い金額を払い、サロンを後にした。流石に怒りもあって、チップは渡さなかった。

さいごに|レビューはしっかりチェックを。

私は、あまり調べずにサロンを選んだが、ちゃんとレビューをみて選んだ方がいい。実際そのサロンのレビューをみると「予約をしたのに待たされた」といった内容もあった。

海外で日本と同様のサービスを求めるのは難しいけれど、私のような失敗を避けるためにもレビューはみておくことをおすすめする。

ということで、今回はフィリピンの美容院での失敗談をお話ししました。海外で美容院に行く際は、気をつけて。

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