サパといえばこの絶景じゃないでしょうか。

これだけを見たいがために行ってもいいくらいおすすめです。ということでサパの観光名所ファンシーパン(Fansipan)の魅力、行き方、そして絶対に映える写真スポットをお伝えします。
ファンシーパン(Fansipan)とは
ベトナム北部に位置するこのサパという町には、少数民族の文化、自然の風景、ヨーロッパ式の建物が並ぶ街並みが混ざり合い独特な雰囲気があります。そんな町で一番と言っていいほどの観光名所といえばやはりこのファンシーパン(Fansipan)です。
ファンシーパン山はホアンリエン山脈に位置し、ベトナム、ラオス、カンボジアのインドシナ三国で最も高い山(標高3,143 m)です。ちなみに富士山は3,776 mなので、かなり高い山だということがわかりますね。この山の山頂からの絶景を眺めることができるというようになったのは、サンワールド・ファンシーパン・レジェンド(SUN WORLD ANSIPAN LEGEND)という会社が運営している複合施設のおかげです。今回はこの会社が運営しているケーブルカーを利用したファンシーパンの楽しみ方をご紹介します。
頂上までの行き方
ファンシーパンはトレッキングも人気なのですが、絶景を見ることが目的の方はケーブルカーで行くことができます。頂上に行くまでに2回乗り換える必要があり、少しややこしいので詳しく説明します。
チケットは事前にオンラインで買っておくのがお勧めです。チケット購入先リンク
頂上に行くには、①モノレール、②ケーブルカー、③登山列車(または徒歩)で行くことになります。
それぞれかかる時間は以下:
①モノレール:5−10分ほど
②ケーブルカー:20分ほど
③登山列車:5分ほど(歩く場合は20分ほど)
乗り物に乗っていくので楽かと思いきや意外と階段があったり、歩くところが多いです。歩きやすい靴は必須です。ではそれぞれの乗り場や乗り方についてもう少し詳しく見てみましょう。
モノレール

モノレールはサパの中心地「Sun Plaza Sapa」発です。中心地から行けるのがとてもありがたいですね。案内に従って「Sapa Station」に向かいましょう。

予約時に受け取ったQRコードをかざして中に入ります。このQRコードはどの乗り物に乗るときも使うのですぐに出せるようにしておきましょう。
道中の絶景を楽しみながら次のポイントに向かいます。5−10分ほどで到着します。
ケーブルカー
続いて向かうのが、ケーブルカーの乗り場「Hoang Lien Station」です。

モノレール降車後、案内に従って行けば迷うことはないはずです。室内でつながっているので、エレベーターで登ったらすぐに着くんですが、外に出てしまった場合、ぐるっと坂を登らないといけなくなるので注意です。私たちは外から回りました。絶景なので楽しいですが結構坂が急できつかったです。
ケーブルカーでの移動は約20分。次第に変わっていく景色を楽しみながら山頂を目指していきます。10−20人ほどの人が一緒に乗ります。英語でのアナウンスが流れ、いろいろと紹介をしてくれるのですが、周りの人の声で、全く聞こえませんでした。少し残念でしたが、絶景を思う存分楽しめたのでよしとしましょう。

登山列車
ケーブルカーを降りたらもう真っ白な世界です。この段階で結構肌寒く感じるかと思います。でもまだ頂上ではない。あと一歩です。
次は、「Do Quyen Station」に向かってください。ここから山頂まではこの登山列車を利用すると5分で着きます。または歩いて行くことも可能です。

ちなみにこのポイントからすぐに登山列車に乗ってもいいですが、お寺や、大きな仏像を見に立ち寄ることができます。行きでもいいですし、帰りに寄るもありですが見たい方は忘れずに。雲で隠れてしまいぼんやりと形しか見えませんでしたが、それはそれで神秘的でした。

ということで、サパの中心地からファンシーパンの頂上までの行き方をお伝えしました。
続いて、この観光スポットに行くにあたって私自身心配事が色々とあったのでその疑問と答えを載せておきます。
ビュッフェ以外に食事ができるところはある?
このチケット予約時にビュッフェ付きのオプションが出てくると思いますが、そこを利用しなくても食べるところはあるのでご安心を。ちなみに、それぞれのポイントにレストランや、カフェ、お土産売り場などがあります。気軽に休憩をとりながら楽しめます。またトイレもたくさんあるので快適に過ごせます。
滞在時間はどれくらい?
私たちはほぼ半日いました。11時に「Sun Plaza Sapa」を出発し、帰ってきたのが夕方4時でした。私たちは乗り物で移動しましたが、途中の写真スポットで止まったり、食事を取ったり、カフェで休憩をしたりとゆっくり回ったのでこれくらいかかりました。ちなみに乗車までの待ち時間はほぼなしでした。
頂上まで片道30−40分、往復1時間強かかります。スケジュールを考える時の参考にしてみてください。
気候について
私たちが行ったのは10月の始め。気温は15-20度ほどで、夜は肌寒かったです。山頂はさらに気温が下がり、低い時は10度ほどでした。観光客には厚手のコートを着ている人も半袖の人もいました。寒がりな私ですが、秋服くらいでちょうど良かったかなと思います。立っているだけだと少し寒いですが、よく歩くのでそこまで寒くは感じないかと思います。
モノレールの絶景が撮れるカフェ
大自然をバックに走るモノレール。

この写真、どこで撮ったと思いますか。せっかく乗ったモノレール、いい写真を撮りたいという方におすすめの写真スポットを紹介します。
ファンシーパンに行った帰りにでもぜひ寄ってみてください。
この絶景が撮れるエリアはここ↓

このエリアのホテルに泊まるのもあり、またはカフェを利用するのもありです。私たちが利用したカフェのリストは下記に残しておきます:
Mam Restaurant & Coffee
27 Hoàng Liên, TT. Sa Pa, Sa Pa, Lào Cai 31100 ベトナム
Viettrekking Coffee & Restaurant
33 Hoàng Liên, TT. Sa Pa, Sa Pa, Lào Cai 333320 ベトナム
ということで今回は、サパの観光名所ファンシーパンについてお話ししました。
良い旅を。
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