先日、クアラルンプールからバスに乗ってマラッカへ行ってきました。日帰りでの旅だったのですが、なかなか忙しい旅でした。
ということで、マラッカ日帰り旅をしてみて、感じたこと、注意点などをお話しします。これからマラッカへ遊びに行こうかと迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
・マラッカ旅おすすめの日数
・バスに乗る時の注意点
・歴史を学べる隠れスポット
日帰り or 泊まり?
おすすめは、最低1泊。そして、土日を挟むこと。
私たちは、日程の都合上日帰りでの旅を選びましたが、1泊はしたかったなというのが正直な感想です。その理由は、「ナイトマーケット」です。ナイトマーケットは、Jonker Street (ジョンカーストリート)というところで土日だけ開催されています。
私たちは、朝の7時にクアラルンプールを出発。夜8時のバスで帰りました。このナイトマーケットは、夜の6時から始まります。1時間ほど時間は取れましたが、ゆっくりご飯を食べる時間はありませんでした。
マラッカのナイトマーケットにぜひ行ってみたい方は、1泊するのがおすすめです。
日帰りの場合
もちろん日帰りで行くことも可能です。クアラルンプールからマラッカまでは、バスで約2時間。マラッカのバスターミナルから市街地まではGrab (タクシー)で約20分。
遅れることも想定して、行きは約3時間。朝7時にバスに乗ったら、10時ごろには観光できる。これくらいの計算でいいかと思います。
バスは、午前3時から午後11時まで便があります。1泊する時間がなくても、ギリギリまで遊び倒すことは可能です。
ということで、スケジュールや予算、行きたいところなどのリストをもとに日帰りにするか、泊まりにするかぜひ考えてみてください。
マラッカへの行き方|バスについて
つづいて、マラッカへの行き方ですが、今回は私たちが利用したバスについて注意点を中心にお話しします。
チケットの買い方
チケットは、事前にオンラインで購入しました。当日にバスターミナルでも買えるようですが、私が乗ったバスは満席だったので、事前に買って行った方が安心です。
バスは「Online Bus ticket」というサイトをよく利用しています。Agodaのようにバス会社と価格、時間を比較しながら選べます。
購入後、メールにてバスの詳細が送られてきます。バスターミナル到着後にワタワタしないよう、バス会社の名前、バスの時間、座席番号を把握しておくことと、QRコードがすぐに出せるようにしておきましょう。
クアラルンプールバスターミナル(TBS)での注意点
チケットを買い、あとは当日にバスターミナルに向かうのみとなりました。ここからは、バスターミナルでの注意点を5つ紹介します。バスに乗れないという事態にもなりかねませんので、ぜひ事前に確認しましょう。
30分前には着くように
クアラルンプール発のバスは、TBS(Terminal Bersepadu Selatan)というところです。(一応メールにて出発地をご確認ください。)バスターミナルには、30分前くらいには着いておくと安心です。
バスターミナルまで電車で行く場合は、「Bandar Tasik Selatan」という駅で降り、看板の案内に従って歩けばターミナルに着きます。Grabの場合、少し歩きます。どちらの場合も、ターミナルの3階へ向かいましょう。
チケットの印刷が必要か確認
オンラインでチケットを購入した際、QRコードが付いていました。このQRコードをかざして、バスの乗り場のある2階に移動するのですが、他の方の話を調べてみると、チケットの印刷が必要な場合もあるようです。ギリギリに行って、持っているQRコードで入れないとなると、バスに乗れなくなってしまうので、先にチケットカウンターで聞いてみるか、早めに乗り場に向かうことをおすすめします。
ゲート・プラットフォームの確認
ゲート、プラットフォームの番号は、送られてきたメールのPDFにて確認できます。それをみながら、自分が乗るバスのゲートへ向かってください。
私たちが行った時、掲示板で確認したかったのですが、すでに出発したバスの案内しかなく、確認する手段がありませんでした。ちょっと心配になりますよね。私たちは、係員さんに直接確認しました。
アナウンスなく出発する
出発前に「このバスは、マラッカ行きです」というようなアナウンスがあってもいいかと思いますが、そんなのはありません。チケットを見せて乗車しますが、座席番号しか確認していないようでした。乗る前にチケットと乗り場をもう一度確認してから乗車しましょう。
帰りのゲートを確認
マラッカのバスターミナルに到着したら、市街へ移動する前に帰りの乗り場を確認しておくことをおすすめします。帰りも流れはほとんど同じで、チケットを見てそのゲートに向かい、QRコードをかざして中に入ります。
マラッカのバスターミナルも意外と広いので、余裕を持って帰るようにしましょう。
マラッカの歴史を感じる隠れスポット
マラッカは、かつての王国があった場所であり、貿易で栄えた町でもあります。そんな歴史のあるマラッカにはたくさんの博物館があります。
私たちは、この日帰り旅で3つの博物館に行きました。
①マラッカ海洋博物館 (Muzium samudera)
②マラッカスルタンパレス博物館 (Melaka Sultanate Palace Museum)
③ババ・ニョニャヘリテージ博物館 (Baba & Nyonya Heritage Museum)
①は海洋貿易からヨーロッパ諸国によって行われた植民地の歴史、②はイスラム文化やマラッカ王国の歴史、③は中国系移民と現地マレー女性の子孫によって生まれた独自の文化(プラナカン文化)を学ぶことができます。
違う切り口でマラッカ王国の歴史を学ぶことができたり、近代に生まれた文化に触れたりと見どころ満載です。
たまたま行ったのがこの3つでしたが、他にも魅力的な博物館はたくさんありました。歴史好きで、ゆっくりと博物館をまわりたい方は、正直日帰りでは時間が足りないかと思います。(ぜひ私の分まで満喫して欲しいです。)
ただ、私が今回お話ししたい隠れスポットは、また別です。
隠れスポット|Malaqa House Museum
これは、③のババ・ニョニャヘリテージ博物館 (Baba & Nyonya Heritage Museum)のすぐ隣にある建物で、同じくプラナカン文化を味わうことができます。
実はレビューも少なく行くか迷っていたのですが、行ってみるとほぼ貸切の状態で、プラナカン文化を独り占めできました。
説明書はないため、先にババ・ニョニャヘリテージ博物館に行って歴史を知ってから行くことをおすすめします。どちらも写真OKですが、ババ・ニョニャヘリテージ博物館は人が多いので、Malaqa House Museumでぜひいい写真をたくさん撮ってください。

ということで、実際にマラッカに行った私たちの経験を元に少し語らせていただきました。旅の参考になれば嬉しいです。
では、良い旅を!
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