海外美容院で気をつけること

プチ移住

私は、美容院に行くのが苦手だ。あの美容院のオシャレな空間にいつも圧倒されてしまう。そんな人は多いのではないでしょうか。

なるべく避けてはいたが、そろそろ生え際が黒く目立ってきてしまったので、美容院に行かざるを得なくなった。そんな私が前回フィリピンでの美容院の失敗を踏まえ、マレーシアで施術をしてもらうことにした。

ちなみにフィリピンでの失敗談はこちら⏬

ということで、私の経験からお伝えできる「海外美容院で気をつけること」をお話ししましょう。先に念を押しておきたいのですが、オシャレ目的なんかではなく、必要に駆られて行く場合に気をつけることとしています。だから、オシャレ目的の方にはあまりおすすめはできません。行きたくないがどうしてもという方に向けて書いています。

それではどうぞ。

お店選び|Googleマップのレビューを確認すること

まずは、美容院選びから。私は、滞在しているところから近い場所で探しました。モールの中にいくつかお店があったので、その中から評価とレビューを読んで決めていきました。

前回、フィリピンで美容院に行った時は、あまりレビューや評価を確認していませんでしたが、予約しても待ち時間が40分あったり、思っていた色に染まらなかったりと不満がたくさんでてきました。後でレビューをみて、同じ経験をした人が結構いたことを知ったので、レビューチェックは本当に大切です。

また、可能なら価格もチェックしておきたいところです。行ってみて意外と高かったとなると、ちょっと悲しいですよね。海外だとしっかり書いていない場合もありますが。

時間に余裕を持って行くこと

時間に余裕を持って行くというのは、始まる時間ではなくて終わる時間です。基本的に予約はできないと思います。行って混み具合によって終わる時間も違ってくるので、美容院後の予定は入れないか、かなり時間を空けておいた方が得策です。

また、明日出かけるから今日中にというのもやめておいた方がいいでしょう。予約ができないことが多いので、前日に行くのはちょっとリスク高めです。とりあえず行ってみて混んでいたら予約して帰る。それくらいの気持ちでいきましょう。

施術前に料金を確認する

後で思っていた金額と違うとならないように、やはり施術前にお値段は聞いておくことをおすすめします。ついでにカードが使えるかどうかもお忘れなく。お金に関しては、後でトラブルになりやすいので、嫌な思いをしたくなければはっきりさせておいた方がいいです。

というのは、私が以前行った美容院で痛い思いをしたから。美容師さんに伝えられた価格とレジを担当した人の価格が全然違っていて、お値段がかなり上がっていて本当にショックでした。気をつけてください。

細かいことは諦める

最後に、どんな髪型にしたいのかを伝える場面ですね。ここでやってくるのが「言葉の壁」。簡単に指で希望の長さを伝えたり、写真を見せるなりして伝えましょう。細かい注文は諦めた方がいいと私は思います。

日本だと、前髪にもいろいろ種類があって、この髪色だとシースルーがいいですよと、美容師さんにアドバイスをもらった記憶があるのですが、前髪をそもそもあまり作らない海外でそんなシースルーなんてね、難しいです。笑

ただ、アドバイスはしてくれます。私は髪色をかなり暗くしたかったのでそのことを伝えると、私の髪色をみてこれがいいよと教えてくれました。

そんなわけで私は、そもそも細かい注文なんてないので、相手のおすすめでお願いするようにしています。なんでも来いっという心構えが大事ですね!笑

ということでいろいろと語りましたが、海外美容院で気をつけることでした。ぜひ参考にできるところは参考にしてもらえたらと思います。

私のマレーシアでの美容院体験

ここからは、おまけですが私のマレーシア美容院体験談です。

鏡を見て、「そろそろプリンがやばい。」と思った私は気の進まないままGoogleマップで「Hair salon」と検索。とにかく評価とレビューを確認して一番良さげな美容院に行ってみることに。

フィリピンでの苦い思い出があるため、今回は何時間待たされるのか、どんな髪色にされるのかとドキドキしながら出発。平日の午後だったためか、かなり空いていてすぐに案内されました。席についてすぐ、ドライヤーが床に落ちていたのが気になりましたが、お店の人がささっとドライヤーを置き、メニューを聞かれたので、カットとカラーを注文。

カラーは、暗くしたいと伝え、お店の人のおすすめに。カラー剤を用意しているときに、はっと「やばい、金額をきいていない」とそわそわする私。美容師さんが今からやるでとカットクロスをかけてくれたときに、金額を確認。美容師さんは丁寧に電卓で数字を打って教えてくれました。これで安心。

まあ、その後はごく普通にことが進んでいきました。カラーということで時間もかかるだろうと持ってきた本を読みくつろぐ私。寝落ちしそうになったタイミングでお流しの時間。かなり丁寧にシャンプーを3回おかわりして洗ってもらいました。ちなみにお湯でした。

無事シャンプーが終わり、タオルをした私の運命の瞬間が来ました。タオルを取ると・・・真っ黒に染まった髪が。うん、真っ黒。でも、いい。とにかく染まっているからいい。

続いてカットへ。ちょー簡単にこれくらいでと指で長さを伝え、バシバシと切ってもらい、30分ほどで終了。さっき床に落ちていたドライヤーで髪を乾かしてもらい、ちょっとスタイリング剤で整えてもらい、お礼を言ってお会計へ。一万円ほどでした。

約2時間のコースを終え、真っ黒になった自分の髪をまじまじと見つめる私。おでこにカラー剤がまだついていましたが、そんなことはどうでもいい。すぐに取れるでしょう。

前回のフィリピンの時と比べかなり快適に過ごさせてもらいました。かかった時間も半分、気持ちよくありがとうと言えました。

やっぱりお店はしっかり選ぶことが大切だなと改めて実感しました。美容院に限ったことではありませんが、どこに行くにもまずはしっかり調べましょう。

おまけ|ムスリム女性は美容院に行くの?

これは、私が個人的に不思議に思っていたことでした。マレーシアでは、多くの女性が髪を隠すスカーフ(ヒジャブまたはトゥドン)をつけています。普段なら、このヒジャブの下は見ることはできません。でも、美容院ってその隠している髪を切るところだから・・・。

私は、美容院にいる間、スカーフをする女性のお客さんが来るのを待ちました。そしてついに、濃いめのお化粧をした、多分よそ行きの服装をしたスカーフをつける女性が1人やってきました。

私は、「どうなる・・?」と心の中でワクワクしていましたが、サササ〜っと店の奥の仕切りのあるお部屋へ行ってしまいました・・・。残念ながらその日は、美容院でスカーフを外すムスリム女性をこの目で見ることはできませんでした。

私が行った美容院は、入り口のすぐ近くの場所と、仕切りを挟んだ後ろ側にカット用の椅子がおいてあり、(これは私の憶測ですが、)おそらく私のようなスカーフをしない女性や男性のお客さんは入り口あたりで、スカーフをしたムスリム女性は奥へ通されるのかなと思います。

やっぱりそこまですると、気になっちゃいますよね。盗み見はよくないので、次は堂々とみられる機会を探すことにします。笑

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