私たちは、働きながら東南アジアを旅しています。セブ島に来て3ヶ月。仕事もしながら、ここでいろんな場所に行き、たくさんの人に出会うことができました。今回は、そんな私たちの日常を少しお話しさせていただこうと思います。
こんな方に向けてこの記事を書いています
・海外に住んでみたい方
・「働きながら旅をする」ことに興味がある方
・海外生活がどんなものか知りたい方
「お仕事」、「料理」そして「買い物」という日常生活に焦点をあててお伝えしようと思います。この記事を通して「働きながら旅をする」ということのイメージができればうれしいです。
それでは、まずお仕事から。
「働きながら海外生活を楽しむ」ってどんな感じ?
海外に行く人には、いろいろパターンがあるかと思いますが、一つ大きな違いが「働きながら行く」のか「休んで行くのか」。長期で休みをとって海外滞在中は全力で遊ぶという人がいれば、海外に滞在中も仕事をする日と遊びに行く日を分ける人もいます。
私たちは、後者を選びましたが、海外にいて、仕事をする日としない日があるのって、どんな感じなのか想像してみたことがありますか。
実は、日本で会社員として働くのと同じように1週間のうち2日間はお休みがあって、後は仕事。ただ、それをそのまま海外でやっているだけなんです。
漠然と働きながら旅に出るってどんな感じだろうと思っていた方からすると、なんだ大したことないなと思うかもしれませんが、そんなもんです。
確かに仕事の内容は同じ。けれども、仕事が終わった後に何気なく行くスーパーやレストランが楽しいんです。日常の中に、小さな刺激があるという感じでしょうか。
これが、仕事をしながらでも海外に行く理由なんじゃないのかなと私は思っています。
「カフェで仕事」はむずかしい?
「海外のカフェで優雅に働く」ということに憧れている人もいるかもしれません。実際、私は憧れていました。カフェでパソコンをカタカタさせている人は仕事ができそうな人にもみえますし、かっこよく映りますよね。
この東南アジアの旅の目的の一つも、「海外のカフェで優雅に仕事をする」でした。笑
ただ、現実は思っていたものとは若干違っていました。以下は私の実体験ですが、優雅とは程遠いカフェで仕事をすることの現実をお話しさせてください。
寒すぎる
まず、これはセブだけでなくタイや他の東南アジアにも当てはまりますが、「エアコンが寒すぎる」んですよね。寒すぎて仕事に集中できないということが何度もありました。カフェで仕事をする場合は、必ずと言っていいほど上着を持って行っています。
また、コーヒーの利尿作用と寒さで余計に「トイレが近くなってしまいがち」。誰かと一緒なら、自分の荷物をみてもらうこともできますが、1人の場合荷物を置いてトイレに行くのはちょっと心配ですよね。カフェ内にトイレがない場合だってあります。
データがない
そして2つ目は、「データが繋がらない」カフェもあること。これは、セブでの経験を例に挙げますが、Ayalaモール内にあるカフェは、私が利用している現地のキャリア「Smart」との相性が悪いのか、調べ物が全くできなかったりと不便を感じました。フリーWifiがあるお店も多い中、データ自体が全く使えなくなるカフェもあったりします。それがお店に入る前に分かればいいですが、使ってみないと分からないんですよね。
スペースがない
最後は、単純に「席がない場合がある」こと。当たり前ですが、いい席からなくなっていくので、空いていなかったり、狭い席しかない場合もあります。これも行ってみないと分からないのが難点ですね。
ということで、優雅にカフェで仕事をするという理想と、私が直面したカフェで仕事をすることの難しさでした。カフェでおいしいコーヒーを飲むのは、それだけで楽しいことなので、カフェ巡りがてら作業がしやすそうなお店を探すのがいいのかなと思います。
おすすめのチェーン店「Bo’s Coffee」
ちなみに、私がよく利用させてもらっているカフェは、「Bo’s Coffee」というところです。
フィリピン全土に店舗があります。店舗によって快適さは違ってきますが、フィリピンのコーヒー豆を使ったコーヒーなんかも楽しめるので、おすすめです。
近くに「Bo’s Coffee」がある方はぜひのぞいてみてほしいと思います。

日常生活|買い物と料理
お仕事をする日は、なるべく自炊をするようにしています。仕事がひと段落したら、よくスーパーへ買い物にでかけます。
フィリピンのスーパー
食材から、日用品まで全て揃えることができます。全体的に日本のスーパーとそれほど値段の違いはないかなと思います。
和食よりフィリピン料理
しかし、和食を作ろうとなると、味噌や酒、みりんなどは輸入品になるため日本よりも高くなりがちです。量も多いです。そのため私は、フィリピンに来てから実は一回も和食を作っていません。1年くらいフィリピンに滞在するのであれば買ってもいいかもしれませんが、私たちは他の国への滞在も予定していたので、使いきれないと思い、諦めました。
よく作るのは、フィリピンの家庭料理アドボ(adobo)やカルデレータ(Kaldereta)です。アドボ(adobo)は、鶏肉か豚肉を醤油と酢で焼いて、最後に煮込めば完成という簡単な料理です。煮込みに使ったスープは、ゆでたまごを入れておくと次の日味が染み込んで最高です。カルデレータ(Kaldereta)は、これも適当に買った野菜やお肉を炒めて、スーパーに売ってあるカルデレータ(Kaldereta)の粉をぶっ込めば完成という誰でも作れる料理になっています。何を作ればいいのか迷った人は、ぜひこの2品、挑戦してみてはいかがでしょうか。
スーパーと少し話はずれましたが、とにかく和食は高くなりがちなので、コストを抑えたいならフィリピン料理を作るのがおすすめということです。また、マンゴーやココナッツ、バナナなどの南国のフルーツは、日本と比べるとかなり安く手に入るので、ぜひフルーツも合わせてフィリピンを楽しんでください。
料理|Airbnbで滞在先を選ぼう
自炊をするなら、キッチンがある滞在先を選びましょう。ということで、私はいつもAirbnbを利用させてもらっています。
ただ、Airbnbのキッチンに実家並みにものが揃っているとは思わない方がいいです。あくまでも一時的な滞在に利用させてもらっているお部屋のキッチンなので、最低限のものしかないと思っていた方がいいです。簡単な料理なら作れる程度です。
お部屋によって揃っているものが違うので、予約前にしっかりと確認しておきましょう。
(Airbnb予約時の確認事項については、以下の記事もぜひ参考に)
飲み水はどこで買う?
水道水が飲めないフィリピンでは、飲み水も買わなくてはいけません。スーパーやコンビニで買ってもいいんですが、すぐになくなってしまいますし、大きなボトルのものは重くて運ぶのも大変ですよね。値段も割高です。
滞在先によっては、お水を部屋まで持ってきてくれるサービスがあったり、ウォーターサーバーが設置されているお部屋があるということもあるでしょう。行ってみないとわかりませんが・・・。
自分たちでお水を確保しないといけない場合、方法の一つとして近くに「給水所」がないか探してみてください。「Water refilling station」などと検索すれば出てくると思います。ここに空のボトルを持っていくと飲み水を入れてくれます。スーパーなどで買うよりも格安で飲み水が手に入るので、大きめのボトルを用意して行ってみてください。

今回は、私たちのセブ島での日常生活の一部をお話しさせていただきました。少し紹介させていただきましたが、海外の日常生活は日本と同じようにできることばかりではないですし、不便を感じることもたくさんでてきます。それも含めて楽しむことが大切ですね。
この記事を通して仕事をしながら海外生活を楽しむことが想像できたらうれしいです。
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